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A SIMPLE METHOD OF VISCOSITY MEASUREMENT FOR HIGH VISCOUS LIQUIDS

1 Citations1950
S. Okawara
Journal of the Ceramic Society of Japan

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Abstract

一定の重量を有つた棒が, 容器内にある流體中を自然落下してゆく時の運動方程式を極く近似的に解いて棒の加速度が殆んど0となる附近に於ては, 流體の粘性係數が落下時間と落下距離の自乘との比に比例していることを計算し, これにより種々の温度に對する粘性の比較値を求め, これ等の値が簡單な廻轉法による實驗結果とよく一致することを示した。裝置の設計は極めて簡單で, 手持式にして携帶も可能であろう。若し棒として細い鋼鐵針へ白金鍍金を施したようなものを使用すれば, 各温度毎に新しい棒を用意する必要なくその上裝置全體も極めて小規模なものとなる。ただ精度は理論式の省略程度並びに廻轉法と比較した場合の實驗値の分散等から考えて, Stokes法, 廻轉法よりも劣るようであり (嚴密な比較は未だ行つて居ない) 測定値の誤差に現われてくる種々な因子, 例えば棒と流體容器相互の大きさから來る誤差, 棒が落下する時に流體の表面と底面がこれに及ぼす影響等の詳細な研究も, なおこれを今後に持つ外はない。終りに臨み, 本研究に終始御懇切な御指導, 御鞭韃を賜はつた東京工業大學教授工學博士森谷太郎先生に厚くお禮申上げます。又計算式その他に種々有益な御指示を與えて下さつた, 東京工業大學教授理學博士原島鮮氏に心から感謝致します。最後に實驗を擔當された丸山正男君にお禮申します。