The future of MMG and QA/QC is in doubt, according to the company's management team.
乳癌検診にマンモグラフィ (MMG) を導入するに当たっては, MMGの精度管理の基本である画質と線量に関して標準化を図り, MMGのQA/QCシステムを確立することが必須の課題である。現在, 関係者の努力によりQA/QCに関する各サブシステムは徐々に完成しつつあるが, 今後はこれらのサブシステムを如何に組織化し, 実際にどう運用するか, 特に, 「QA/QCに関わる人を動かすシステム」について検討することが重要である。そこで, 本報ではMMGの「画質と被曝線量」の関係を明らかにすることを目的として, 医学物理士の立場から下記項目について検討した。1) MMGにおける新しい線量測定法の開発, 2) その測定法を用いたMMG線量標準トレーサブルシステムの可能性, 3) MMGの画質管理のためQA/QC用ファントムの画像データベースシステムの構築, 4) MMG先進国のQA/QCの現状調査, 5) QA/QCシステムの運用上の問題点。